See README.en if you cannot read Japanese. -- tDiary BlogKit: tDiaryをblog風に運用する -- ■はじめに  tDiary BlogKitは、tDiaryをblogのように日単位でなく記事単位で管理 するシステムに改造するキットです。BlogKitを全面的に適用したtDiaryは、 日記システムとしてのtDiaryに対して、以下のような違いを持ちます。 - 日付が意味を持たなくなる(記事番号扱いになる) - 記事に「最終更新時刻(Last-Modified)」が付くようになる - 最新表示時には、記事の最初のセクションだけが表示される(似非サマリ) - 「更新」を選ぶと、自動的に空いている記事番号を割り当ててくれる - Recent EntoriesやWhat's Newで更新情報が公開される  tDiary BlogKitは、tDiaryには影響を与えずに、すべてファイル追加のみ で導入できます。 ■インストール  すでにtDiaryはインストール済みだとします。tDiaryは2.1.3もしくはそ れ以降のできるだけ新しいものを推奨します。すでに運用中の日記ではなく、 新たにblog系サイトを作るという前提で説明します。すでに運用中の日記に 適用する場合には、tdiary.confのマージ作業などが必要になります(ただし 日記とは管理単位が異なるので、すでにある日記にBlogKitを適用するのは オススメできません)。 1. tdiary.confを作成 付属のtdiary.conf.sample_jaを、tDiaryのインストールディレクトリに tdiary.confとしてコピーします。そして、@data_pathをデータの保存場所 に書き換えます。詳しくはtDiaryのドキュメントを参照してください。 付属のサンプルには、ヘッダやフッタなどにblog風のレイアウト指定が施さ れています。これらのカスタマイズは、運用開始後に設定画面から行ってく ださい。 ※tdiary.conf.sample_jaは日本語向けのサンプルです。英語向けには tdiary.conf.sampleを使ってください。 2. スタイルをコピー tdiary/blog_style.rbを、tDiaryインストールディレクトリのtdiaryの下に コピーします。このファイルは、BlogKit向けのさまざまな機能拡張を含んで いるので、他のスタイルを使う場合にもかならずコピーする必要があります。 tDiaryではさまざまな記法を使えます(スタイル機能)。BlogKitでは、すで に提供されているスタイルをベースに、blog向けにカスタマイズした専用の スタイルをいくつか提供しています。以下の3種類が提供されているので、 好みの応じて使うようにして下さい。 なお、必要のないスタイルファイル(*_style.rb)をインストールすると、 エラーの原因になりますので、以下の説明をよく読んで、不要なファイルを 入れないように注意してください。ただし、先に書いたように、tdiary_style.rb はかならずコピーしてください。これを忘れると、記事の自動採番機能が効 かなくなります。 2.1 tDiaryスタイルを使う場合 必要なファイル(tdiary_style.rb)のコピーは済んでいると思います。スタ イルの指定も、先に作成したのtdiary.confに「@style = 'Blog'」の指定が すでにあるはずなので、確認してください。 2.2 Wikiスタイルを使う場合 blogwiki_style.rbをtdiary下にコピーし、@styleには'BlogWiki'を指定しま す。Wikiスタイルを使用しない場合には、この作業は行わないで下さい。 2.3 RDスタイルを使う場合 まずtDiary本体付属のRDスタイルを導入して下さい(misc/style/rdの下にあ ります)。その上で、blogrd_style.rbをtdiary下にコピーし、@styleには 'BlogRD'を指定します。RDスタイルを使用しない場合には、この作業は行わ ないで下さい。 2. テーマをコピー theme/blogを、tDiaryのインストールディレクトリにあるthemeにコピーしま す。このblogテーマはtDiaryの標準的テーマですが、サイドバーを使ったレイ アウトのための設定や、blog用プラグインのための設定が追加されています。 もちろん、通常のtDiary向けテーマも使えますが、微調整が必要かもしれませ ん。 3. プラグインの設定 tDiary 2.0.1からは、プラグイン選択が設定画面からできるようになっていま す。BlogKit専用のプラグインも、ここから選択できるようにします。プラグイ ン選択がBlogKitを展開したディレクトリを参照できるように、tdiary.confに ある以下の設定を修正してください。 @options['sp.path'] = ['misc/plugin', 'blogkit/plugin'] このオプションは複数のパスを指定できます。ひとつ目はtDiaryのプラグイン 集のパスを指定してあるので、ふたつ目をBlogKitで配布されているプラグイン のパスにしてあります。 もちろん、tDiaryのpluginディレクトリに、必要なプラグインをコピーする従 来のインストール方法でもかまいません。 4. あとはtDiary同様に動かすだけ 記事を追加するときには、画面下の「更新」をクリックします。日付は最新 のものが自動的に入るので、「更新」時には常に新しい記事の追加になりま す。また、既存の記事の編集は、その記事を開いてから画面下の「編集」を クリックすることで行えます。 まず最初に、設定画面に入って、必要なプラグインを選択しましょう。 ■プラグイン解説  ここでは各プラグインの概要のみ解説します。指定方法などは個々のプラグイ ンファイルを見てください。 1. archive.rb 1.1 archiveプラグイン 過去記事一覧を表示します。サイドバーにデフォルトで配置されています。 記事はグループ化されており(ようするに月単位ですが、BlogKitでは日付に 意味がないので00001からの連番です)、新しい順に表示します。 1.2 archive_dropdownプラグイン archiveと同様の一覧を、ドロップダウンリストで表示します。 2. blog-style.rb tDiaryとはやや異なった用語を使うblogツールに合わせて、各所の文字列を置 き換えるプラグインです。また、タイトルの表現を変えるなど、1ページに 1トピックというblog風体裁を整えるためには導入必須のプラグインだと考えて ください。 3. lm.rb Last-Modifiedを表示するプラグインです。タイトル下か、記事最下部のどちら に表示するか、tdiary.confで選択可能です。 4. recent-entry.rb 4.1 recent-entryプラグイン 最新の記事一覧を、新しい順に表示します。 5. title-navi.rb tDiaryでは「前日」「翌日」になっていたナビゲーションボタンを、記事のタイ トルで置き換えます。ただし、月をまたぐ場合には、「Prev」「Next」という表 記になります。 6. whatsnew-list.rb 7.1 whatsnew-listプラグイン 記事が更新された順に一覧表示を行います。recent-entryと違い、過去の記事 を更新しても上位に入れ替わります。secureモードでは動きません。 また、設定画面からの指定によって、RDFファイルを生成することが可能です。 7. blog-category.rb カテゴリ機能を追加します。タイトル中の [ ] で囲んだ文字列がカテゴリ名と して認識されます。カテゴリ名をクリックするとそのカテゴリの記事のみを表示 する画面に移ります。 設定画面からカテゴリインデックスの初期化を行う必要があります。 7.1 blog_category_entryプラグイン カテゴリ別画面に表示しきれなかった記事のタイトルを新しい順に表示します。 7.2 blog_category_formプラグイン 表示するカテゴリを選択できるドロップダウンリストを表示します。 8. title-link.rb 記事のタイトル全体をPermalinkへのリンクにします。従来のアンカー文字よりも Permalinkであることがよりわかりやすくなります。ただし、タイトル中にリンク を含めることができなくなりますので、運用に照らし合わせて使ってください。 ■ライセンス  GPLの元で改造、配布が可能です。作者はただただしです。 BlogKitに関する最新情報は、http://www.tdiary.org/で得られます。